[日本ドラマ]ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん (2017)

感想

3連休の隙間でこのドラマを観ました。Netflixで何か面白そうなものを探していて、あらすじとタイトルが気になって観始めたのですが、面白くて全8話(最後の1話は番外編)を4話、4話に分けて2日で一気観してしまいました。心温まるいい作品でしたよ。

あらすじ

長年関係がギクシャクしている、父(故:大杉 漣)と息子(千葉 雄大)が、ファイナルファンタジー(FF)14のオンラインゲーム内での交流を通じて、互いに成長し、親子の関係を取り戻していくという新感覚のドラマです。

会社人間の父が、ある日突然会社を辞めるのですが、妻にも息子にも理由を言いません。若手営業マンとして働く息子は、父に自分もハマっているFF14を勧めて、ゲームの世界で身元を明かさず友達同士になることでうまく聞き出そうと計画します。

父は思惑通りFF14にのめり込み、仲間たちと共に冒険し、強敵と戦い、絆を強めていく中で、人生の大切なものを見つけていきます。そして息子も、今まで知らなかった父の姿から生き方を学びとり、仕事でくじけそうな時も困難を乗り越えていく事になります。そして父が会社を辞めた本当の理由とは。。?

光のお父さん
MBS/TBSドラマイズム「光のお父さん」(2017年4月期ドラマ)公式サイト

良かったところ

まずゲームの世界と現実の世界が半々で進んでいくという構成の新しさが素晴らしいです。

そしてFF14の世界の美しさ、キャラクターやモンスターの動きのリアルさに圧倒されました。自分もFF7から13くらいまではそこそこFFをやっていたので、のめり込む気持ちはわかります。このドラマを見てすっかりFF14をやりたくなってしまいました。

そしてやはり、毎回描かれるハートウォーミングなエピソードのバランスが心地よかったです。仕事人間で他のことに一切興味がなかった父も、楽しみを見つけることができ、生きる勇気を持ちます。息子も、昔から遠慮がちで逃げがちだったけれど、ゲームの中で初めて見た父の大きさ、意志の強さに影響を受けて、自分の現実を変えていき仕事もうまく回り始めます。僕はそういったポジティブなメッセージが流れているドラマが好きだし、みんながいい方向に向かうというのがとても良いと思いました。

最後に、2018年に突然お亡くなりになった父親役の大杉漣さんの演技は、やはり渋くて味わいがあり、作品全体のクオリティを高めていました。惜しい俳優がなくなってしまいとても残念です。ご冥福をお祈りします。


という感じで、他にもよくドラマや番組は見るのでまたこんな感じで感想を書いていきたいと思います。

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