以前、英語をマスターする近道 で書いたように、英語学習は楽しんで習慣化するのが一番です。なので僕はみなさんに、やたらめったら書籍や教材を買ったり、自分にプレッシャーをかけるような辛い勉強はせずに、安価で優良な教材やサイトを使って楽しく近道を進んで欲しいと思っています。
そんなわけで今回は、僕が実際に使ってきたオススメの教材やサイトを、目的別に一挙紹介させてもらおうと思います。
英語の基礎力アップのために
文法
スマートフォンアプリ：英語組み立てTOWN
今は「ポケコロ」で有名な会社COCONEが出しているiPhoneアプリです。COCONEは昔、優良な英語学習サイトを運営してたので、そのノウハウが存分に詰まっています。
「中学初級」「中学上級」など、中学、高校で習う英文法を、レベル順にゲーム感覚で解いていきます。まず日本語の短い文章が表示されて、続いてその英文を構成する英単語がランダムに並んでいるので、制限時間内に正しく並べ替えます。正答数やクリア時間でもらえるメダルが変わるので、楽しく興奮しながら英文法を身に付けることができます。
単語
Webサイト：Weblio 英和辞典・和英辞典
Web上の英語辞典で、英単語の検索結果には、日本語での主な意味のほかに発音や変化形やイディオムも表示されてとても見やすいです。日本語で検索した場合は、英単語が表示されて和英辞典にもなります。「例文」タブに切り替えると、その単語を使った例がいくつも並びます。
アカウントを作成すると、調べた単語を都度登録することができます。そうすると単語帳になるので、見直しをしたり、確認テスト機能もあります。
是非アカウント作成して、Web上で知らない英単語に出くわしたら、コピーして検索→そのまま単語登録してください。
発音
CD付き書籍：英語耳
ネイティブの発音の秘密を知り発音練習をすることで、話すことも聞くことも両方自信がつき、恥ずかしがらずに外国人と会話ができるようになります。
この、日本人が英語慣れができない最大の障壁を取り除くことは非常に重要なことだと思っていて、特に本格的に英語を学習する初期の方でこの練習をした方が良いです。
日々英語力を磨くために
読む力 (Reading)
ニュースサイト：Japan Today
ニュースサイト：Japan Times
海外ではなく、日本のニュースを英語で読めるので、興味深く読み進めることができます。
知らない単語はWeblioにコピー＆ペーストしてすぐ調べる習慣を。調べた単語は記憶に残りますよ。
僕は通勤の電車など、隙間時間で読んでいました。長文を読むニガテ意識もなくなります。
書く力 (Writing)
SNS型言語学習アプリ：HelloTalk
外国人と英語で気軽にチャットできるワールドワイドなスマホアプリです。まず自分の母国語と学習している言語を登録します。例えば、母国語：日本語、学習言語：英語だと、自動的に母国語：英語、学習言語日本語の外国人の候補がいっぱい出てきます。プロフィールを見て気に入った相手にメッセージを送ると、交流が始まります。お互いがお互いの言語を学習中なので、一方的に英語で話しかけるだけではなく、相手の理解度に合わせて適度に日本語を教えてあげるのがポイントです。臨機応変に英語で日本語を教えるのも、英語力が鍛えられます。
また、相手のコメントに添削する機能もあるので、タイムラインに英語日記を投稿して、多くのネイティブに添削してもらうこともできます。他の方のブログでこのような記事も見つけました。
https://tatsuyabroad.com/entry/english-correction-from-native-speakers-for-free-hellotalk/
話す力 (Speaking)
オンライン英会話：DMM英会話
今回いろいろ紹介する中で１番のオススメです。たった月6000円程度で、海外の様々な国に暮らす多くの講師の方達と、ブラウザ上で毎日25分、英会話出来ます。YouTube大学で中田のあっちゃんも絶賛オススメしてましたね。今はオンライン英会話もいろいろな選択肢があるので、DMMでなくても良いと思います。とても楽しいので、僕は８年以上前から、オンライン英会話をほぼ毎日続けてますが、最初の４年くらいはレアジョブというサービスで続けていました。もちろんスピーキングだけでなくリスニング力も非常に高まります。
オンライン教材も豊富に用意されているので、慣れるまではそういったものを使えば、話題にも困ることはありません。当然、日本語は通じないのですが、そういった環境の方が甘えがなく、実力がつきます。僕は、フリーカンバセーションか、ランダム質問サイトでお互いに質問を出し合いながら会話を楽しんでいます。
聴く力 (Listening)
海外ドラマ：Netflix
英語学習にあのNetflix？と思う方もいるかも知れません。でもそこにある多くの海外ドラマは生きた英語を学ぶすごく良い教材です。といっても、僕もさすがにネイティブの英語は速すぎてまだちゃんと聞き取れません。でもNetflixはどの海外作品も字幕が選べて、しかも日本語字幕だけではなく、英語字幕や他言語の字幕も出来ます。
どのドラマで学ぶのかがとても重要かと思いますが、僕は「フレンズ」をオススメします。
シットコムと呼ばれるコメディのジャンルで、毎回25分と短く、毎回同じ舞台、同じ登場人物なので話を理解するのが楽です。何よりも脚本が最高に笑えて飽きずに続けられます。自分の場合はがんばって各回を３回観ていて、１回目を日本語字幕、２回目を英語字幕、３回目を字幕なしで観ています。ただ、これだとすごく時間がかかるので根気がいりますね。。オンライン英会話で外国人講師の方にも話すと「英語字幕で１回観ればいいのでは？」という意見もあり、今後試してみようと思います。第１０シーズンまであるのでまだまだ長く楽しめそうです。
英語字幕で英語を学ぶ方法を紹介しているブログを見つけましたので、こちらも掲載させていただきますね。
実力試しにトライ
最後に、こんな情報も紹介したいと思います。
ランゲージエクスチェンジ：MeetUp
ランゲージエクスチェンジという言葉は聞いたことがありますか？LEとも言われます。本記事でHelloTalkも紹介しましたが、あれもLEの一種で、外国人とお互いの言語を教え合うことですね。
LEも実は外国人と日本人でカフェや教室で行うようなリアルな集まりが各地で開催されています。MeetUpは、別にLEのためのアプリ/Webのサービスではなく、いろいろな種類の集まり（オフ会）を公開しているサイトです。その中の外国語カテゴリで、LEの集まりをたくさん見つけることができます。実践で英語を使うチャンスです 。
ただ、やはり自由に会話を楽しむのは難易度が高いかも知れません。オンライン英会話で少し慣れてから挑戦してみるといいかも知れません。
TOEIC対策：書籍「新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ！」
僕もこの一冊だけで、100点以上一気に上がりました。TOEICのリーディングパートの前半を、選択肢を見ただけで瞬時に解けるようになる27の鉄則が身につきます。特に、それまでちゃんと問題文を全文読んでから回答していましたが、先に選択肢を見てから穴埋め箇所の前後だけを見て瞬時に答えるテクニックは感動しました。例えば選択肢に同じ言葉の「形容詞」「副詞」「動詞」があって、穴埋め箇所が動詞の後だとしたら、回答は「副詞」ですよね？名詞の前だったら「形容詞」ですよね？こんな感じで本当に瞬時に答えられるようになります。
いかがでしたでしょうか？最近は桐谷美玲さんのCMでおなじみのスタサプとか、新しい学習法が流行っているのかも知れませんが、今回紹介したのはベーシックなものばかりで、今でも全然通用する優良な教材・サイトばかりです。是非参考にして楽しく英語学習を続けて行ってもらいたいと思います。
とはいえ、「読む」「書く」「話す」「聴く」それぞれのスキルごとに自分にあった進め方やレベルがあると思うので、他にもいろいろ試して見つけてみてくださいね。
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