また簡単ピアノコードによる弾き語り動画をYouTubeにアップしました。当初予定していた曲ではなく、急遽坂本九さんの『上を向いて歩こう』に変えて挑戦してみました。
と言うのも、現在新型コロナウイルスの影響で、全国的に強く外出自粛が要請されている暗い雰囲気が漂う中、世の中を少しでも明るく元気にしようと言う多くのポジティブな活動が盛んになってきているためです。
特に、宮本亞門さんの上を向いてプロジェクトや、演歌歌手の方々による、「上を向いて歩こう」の歌唱動画に感銘を受けて、自分も少しでもそういった活動ができればと思ったからです。
やはり、この曲の歌詞は、辛い状況でも自分を鼓舞しながら少しでも良い方向に歩いていこうと言う、希望が持てる温かいメーセージになっていて、歌っていて勇気付けられますね。
海外でもSUKIYAKIと言う、変なタイトルでヒットした曲ということで、初めてローマ字＆英語訳もつけて英語版もアップしてみました。海外でも日本の文化にとても興味を持っている外国人の方は多いので、そんな方々にもお家で弾き語りを楽しん欲しいと思っています。
日本版
英語訳バージョン
毎度、下手な歌声＆演奏でごめんなさい。でも鍵盤楽器の前で、一時停止しながら、ピアノコードで簡単弾き語りを楽しんでもらえれば、退屈なStayHomeな毎日もきっと楽しく過ごせると思いますので、挑戦してみて欲しいと思います。
この曲の見どころ
この曲のキーはGメジャーですね。前回までにも話した通り、曲の中でも特に印象深い特徴的なメロディー部分というのは、基本のコードとは少し違ったコードを使う場合が多いのですが、この曲でも「思い出す春の日♪」の部分でBm7ではなくB7を使っていたり、「幸せは空の上に♪」の部分でCではなくCmを使っていたりしますね。
今回特に触れたいのは、左手と右手で作り出すリズムパターンについてです。やはり一般的には４拍の曲、つまり１小節のなかに「イチ、ニ、サン、シ」とビートを刻む音楽が多いですが、弾き語りする上では、単純にそれをその通り演奏しても面白みがありませんし、かっこよくありません。
この曲は、原曲ではそこまで強調されていませんが、２拍目、４拍目にアクセントをつけて「イチ、ニ、サン、シ」と弾く方が良さそうだったので、左手で１、３を。右手で２、４を弾くようにしてみました。また、右手はただ１音で表現するより、「チャー、チャッ」と少し跳ねる感じで演奏してみました。
このように、原曲とは異なっていても、その曲なりの雰囲気を表すリズムというのがあると思うので、コード弾きをするときは、まずその曲をどのようなリズムパターンで表現すべきかよく考えて、まずは口に出して言ってみて、さらに左手と右手でどうすればそのイメージに近いか考えて弾いてみるのがいいと思います。
みなさんも家で少しでも楽しみを見つけながら過ごしていきましょう。ではまた。
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